マイホームへの道⑤~構造見学会の見るべきポイント~

住まい

住宅メーカーのイベント「構造見学会」

前回お話したFP相談会は、厳密にいうと数日間にかけて行いました。

その間に同時進行していたことを、お話していきます。

まずは、住宅メーカーの建築中の物件を見に行く、構造見学会です。

構造見学会は、多くの住宅メーカーが開催しているイベントのひとつです。

家に住んだあとでは見れない、家の内部や断熱構造、骨組みなどが見れるイベントなんです。

実際何を見ればいいの?

構造見学会なんて、実際に行っても何をみればいいの?

内部構造のことは資料などで十分理解したから、

「わざわざ行かなくてもいい」と、思われる方。

ちょっとお待ちください!

私たちも、住宅メーカーの方から「近場にあるので行ってみませんか?」と言われなければ

それほど興味を持っていなかったと思います。

実際に、参加しない方も多くいるようです。

でも、行くメリットは大いにありました。

まず、構造見学会で何を意識して見るべきかというと、

住宅メーカーが、住宅の何に重きを置き、家を作っているのかを見てくることです。

住宅メーカーによって、住宅の中の何を説明するかは違ってきます。

その「何」という部分は、メーカーさんにとってとても大切にしていることが多いです。

「私はここにこだわって造っています」ということを、現場で実際に見ながら説明してくれるので、

その住宅メーカーの売りポイントを知ることが出来るのです。

 

木造住宅であれば、梁の太さ、木のつなぎ目の部分でどのように耐震性を高めているかとか、

コンクリート住宅であれば、断熱材がどのような形で壁に入っているか、気密性など。

私が見学した家は、「全館空調システム」が入っていたので、その構造を見ることができ参考になりました。

それも電源やダクトなども剥き出しになっているので、ひとつひとつ構造を確認することが出来ました。

そうやって、工事の現場を実際に見て説明を受けたほうが、内容をより深く理解することができ、信頼へとつながるのです。

構造ばかりではなく他にもあるメリット

そして、工事現場へ行くことは同時に、

工事にかかわる業者さんがどんなふうに仕事をしているのかも確認することが出来ます。

私は実際に見学した時、工事中だったにも関わらず、

説明を受けている間は作業を止めていただき、こちらへの配慮をしていただきました。

そんな気遣いもうれしかったですし、

メーカーの人と工事現場の人との会話が和やかなことも、

現場とのつながりを大切にしていることが感じられ、安心することができました。

現場の人からも「このメーカーさんはほかの所と違って、土台がしっかりしている」と、

第三者の目線でお話してくれたことや、大切に家を造ってくれているのを感じられたことが、参加してよかった点だと感じています。

構造見学会は必ず参加するべき!

構造見学会では、

  • 構造や工法、デザイン性
  • 断熱材の状態
  • コンクリートや木の厚み
  • 耐震性、耐久性の工夫
  • 現場の方の信頼性

などを、見学してみてください。

住宅によっては、内側の構造部分とはべつに外壁側も完成していれば、仕上がりのイメージもできます。

このように、構造見学会はたくさんメリットがあるのです。

住まいが完成した後だと見れないからこそ、住宅メーカーとの話を進める前に、必ず参加すべきだと思います。

もしまだ行かれてない方は、見学できる建築中の物件がないか担当者にぜひ確認してみてください。

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