1月、賑わいをみせる伊勢神宮
新年、日本では多くの人が初詣に向かいます。
一年に一度でもそうして神社へ出向くということは、日本の心を忘れない行動のような気がして、私はそういったことが大好きです。
1月中は全国のどこの神社も賑わいをみせますが、こちらは最も特別だといえます。
日本人の心のふるさとと称される「伊勢神宮」です。
神路山、島路山の麓、五十鈴川のほとりに鎮座する皇大神宮は、皇室の御祖神であり日本人の大御祖神である天照大御神をお祀りしています。
今から2000年前、皇位のしるしとして受け継がれる三種の神器の一つである八咫鏡
やたのかがみ
をご神体として伊勢の地にお祀りし、国家の守護神として崇める伊勢信仰は平安末期より全国に広がりがみられました。現在でも全国の神社の本宗として特別に崇敬を集めます。
伊勢神宮と呼ばれていますが、正しくは「神宮」。
神宮は125社ありますが、中でも賑わうのが天照大御神(あまてらすおおみかみ)を祀る「内宮」です。
「内宮」と「外宮」を総称して伊勢神宮と呼ばれることが多いですね。
今回は、「内宮」をご紹介いたします。
宇治橋は神域へとつながる橋

宇治橋から五十鈴川を見下ろす
1月、参拝客で賑わっています。
宇治橋を渡り境内に入っていきます。
参道口にあるこちらの宇治橋。
こちらを渡った先は神域ということになっております。
この橋を渡る間に、自身の気を落ち着かせて、参拝しましょう。
川に反射する太陽のきらきらとした輝きがとてもきれいでした!
この橋を渡っている間に、本当に心が洗われるような感覚になるから不思議です。
昔からのお清め場
メインの参道から少しそれると、本当に静か。
手水舎へ向かうのですが、おすすめなのは川で清める御手洗場(みたらし)です。
昔の方々もこちらで身と心を清めたそうです。
五十鈴川の優しい流れを見ていると、心が洗われます。
清めた後、時間の余裕のある方は瀧祭神や神楽殿を見学してみてください。
優しい風がそよぐ正宮
御手洗場から歩くこと5~7分ほどでしょうか、正宮に到着です。
ここからしか写真撮影ができません。
ここからは聖地ということですね。
こちらでは一年の感謝を神様へ伝えます。
正宮では願い事はしません。日頃の感謝を伝えることが大切だそうです。
お祈りしていると気持ちの良い優しい風を感じることができました。
ここに足を踏み入れただけで、洗われたように感じます。
来てよかったなぁ~としみじみ。
荒祭宮で願い事をしましょう
正宮のあとは、荒祭宮に向かいます。
荒祭宮は、内宮に所属する十別宮のうち、第一に位しています。殿舎の規模も他の別宮よりも大きく、正宮に次ぐ大きさです。ご祭神は、天照大御神の荒御魂。神様の御魂のおだやかな働きを、「和御魂」と申し上げるのに対して、荒々しく格別に顕著なご神威をあらわされる御魂の働きを、「荒御魂」とたたえます。
願い事などはこちらで行うことがよいという話を聞いたので、私たちもこちらで新年の健康を願いました。
時間のない方も荒祭宮へは参拝なさることをおすすめします。
正宮からお参りし、戻る道の右側に入っていくとあります。
神宮の森の中は少しひんやりしていて、清らかな空気です。
もう少し時間のある方は、風日祈宮へもどうぞ。
今回、私たちは時間がなかったため、お守りを買って神宮を後にしました。
神宮参拝のあと、おすすめしたいのはおかげ横丁散策です!
たくさんのお店があり、伊勢神宮参拝と併せて立ち寄りたいスポットがいっぱい!
続きは次の記事をご覧ください。
https://kanabonbon.com/新年「伊勢志摩をめぐる旅」%ef%bd%9eおかげ横丁編%ef%bd%9e
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